「意識して節約しているのに、口座残高が増えない」
数ヶ月前の私はこのようなことを考えていました。
一体何が私の口座からお金を奪っているのか、と確認したところ"サブスク料金"が犯人でした。
今回は私がサブスク整理をして家計を改善できた事例を紹介します。
こんな方におすすめ
- なぜか銀行口座にお金が貯まらない
- 毎月数千円でも節約したい
- お金をコツコツ貯めたい
サブスクは"気付かない出費"

"サブスク"は悪魔の発明とも呼ばれる金食い虫です。
支払いは自動化されキャンセルしない限り永遠にお金を奪っていきます。
まさに"気付かない出費"と言えます。
"サブスク"は見えない出費、悪魔の発明
毎月1,000円のサブスク代でも年間12,000円、3年継続すれば36,000円になります。
36,000円あれば旅行にも行けますし、好きなものにお金を使えます。
月1,000円のサブスクを続けると…
1ヶ月で ¥1,000
1年で ¥12,000
3年で ¥36,000
もちろん、本当に便利なサブスクは継続すれば良いのです。
しかし中途半端に使っているサービスだったり、ほぼ使っていないようなものは解約しないと本当にもったいないです。
私も知らない間に、サブスク代が嵩んでいました....

後述しますが、"節約を心がける"私は毎月約4,500円のお金を垂れ流していたことが判明し、すぐに改善策を講じました。
その過程で重要視した、「このサブスク解約するか悩む」というときの三つの基準を紹介しましょう。
まずは現状を"見える化"する
まずサブスク代がいくらかかっているのかチェックすることにしました。
- クレジットカードの明細
- iPhoneの設定画面のサブスク一覧
私の場合はこれらをチェックしました。
多くの方にとっても、この2つのページを確認すればほぼ全てのサブスク代を把握できるでしょう。
私の場合は以上の6サービスを利用していました。
日本人のユーザー数が多いサブスクは他にもいろいろあります。
まずはどのサブスクを登録しているのか把握するのが、サブスク整理の第一歩です。
必要か見極める3つの基準

続いて、どのサブスクを解約するかを考えていきましょう。
私がオススメする、「サブスクが必要か」を見極める基準はこちらの三つです。
この3点を考慮して、ガンガン解約していきましょう。
直近1ヶ月で使ったか?

まず足切りのボーダーとして直近1ヶ月でそのサブスクサービスを利用したかをチェックしましょう。
Netflixアプリを1ヶ月開いていなかったら、即解約決定です。
もし解約しても、また使いたくなった時に登録すれば良いだけです。思い切って解約。
私の場合、Adobe Lightroomが該当しました。解約で。
代替手段はあるか?
他の無料サービスや格安サービスがある場合、「代替手段あり」と判断して解約しましょう。
例えば、Adobe Lightroomの代替サービスとして、"Affinity"というソフトウェアがあります。
買い切り価格で同等の機能が搭載されているので、すぐに乗り換えました。
追記
Affinityは完全無料でバージョンアップされ、LightroomやPhotoshopの代替手段となりました。
契約している方は一度乗り換えを検討しましょう。
YouTube Premiumのような代替できないサービスは登録し続けるしかありません。
ここはどうしようもないポイントですね。
満足度に見合っているか?

サブスク代がサービスの満足度に見合っているかも判断ポイントです。
ここまでの二つと異なり抽象的なのですみません。
例えば1,000円の動画コンテンツサブスクなら、月に何本のコンテンツを消費できたかを確認してみます。
月額サブスク ¥1,000 を「単品料金」で回収するには
コンテンツ単価が ¥300 と ¥600 の場合で、月ごとの消費本数と累計を比較しています。累計が ¥1,000 を超えた行を強調しています。
| 本数(1ヶ月) | 単価 ¥300 — 累計 | 単価 ¥600 — 累計 |
|---|---|---|
| 0 本 | ¥0 | ¥0 |
| 1 本 | ¥300 | ¥600 |
| 2 本 | ¥600 | ¥1,200 |
| 3 本 | ¥900 | ¥1,800 |
| 4 本 | ¥1,200 | ¥2,400 |
| 5 本 | ¥1,500 | ¥3,000 |
| 6 本 | ¥1,800 | ¥3,600 |
小難しい図表を出しましたが、「サブスク代を毎月回収できているか」を解約の判断基準にするのがオススメということです。
何度も言いますが、一度解約した後に、やっぱり使うならまた契約すれば良いだけです。
"とりあえず解約してみる"というのも良い。

私のサブスク整理
では私のサブスク整理について、金銭的な成果を見ていきましょう。
私が整理前に登録していたものがこちら。
| サブスク一覧 | 月額 | 年額 |
| YouTube Premium(学割) | 780円 | 9,360円 |
| Apple Care+ | 1,180円 | 14,160円 |
| iCloud(200GB) | 450円 | 5,400円 |
| Adobe Lightroom | 1,480円 | 17,760円 |
| Amazon Prime Student | 300円 | 3,600円 |
| Nintendo Switch Online | 200円 | 2,400円 |
| サブスク合計 | 4,390円 | 50,280円 |
そして整理後がこちら。
| サブスク一覧 | 月額 | 年額 |
| YouTube Premium(学割) | 780円 | 9,360円 |
| iCloud(200GB) | 450円 | 5,400円 |
| Amazon Prime Student | 300円 | 3,600円 |
| Nintendo Switch Online | 200円 | 2,400円 |
| サブスク合計 | 1,730円 | 20,760円 |
数値で見てみると、月額4,390円が1,730円に、年額50,280円が20,760円に減少しました。
📉 サブスク整理でこんなに節約!
整理前
月額 4,390円
年額 50,280円
整理後
月額 1,730円
年額 20,760円
💡 月・年どちらも 約60%の削減 に成功!
私の場合はLightroomとAppleCare+を解約したのですが、この二つが高額すぎる気もしますね。
月額1,000円以上のサービスは優先的に解約したいところですね。
今のところは解約後に問題は発生してません。
Affinityへの乗り換えに成功!

まとめ

今回はサブスク整理をして、月の支払いを減らそうというテーマでお話ししました。
私の例では以下の3点を満たすサブスクを見つけて、月あたり60%のサブスク代削減に成功しました。
サブスクはいわば固定費であり、電気代や水道代と同じ負担だと考えます。
電気代の上昇には敏感になりながら、サブスク代を垂れ流すのは本当にもったいないので、"サブスク整理"は今すぐしましょう。
浮いたお金を浪費しては意味ないので、できれば貯金したいところですね。
浮いたお金を賢く使いたい
